Wednesday, March 23, 2011

裁判員制度

韓国には裁判員制度というのはない。それで、「裁判員制度」に疎い私にとってこの制度の導入の賛否をどうやって判断するのかは正直いってよくわからない。

だが、法の素人の一般人が重大な判決に影響を与えられるという事実には反対だ。法律の専門家でも誤って間違った判断をする時がある。そうすると、その犯罪を犯してないのにその判断ミスで冤罪をこうむられる人が出てくる。まして、法の素人の裁判員はこのような過ちを犯す可能性が法の専門家に比べてもっと高いのは当たり前のことだ。たとえば、法の素人である裁判員達がある事件について専門的な視点で見るのではなく抽象的な観点でその事件を解釈して満場一致でその被告の死刑を主張して、それが受け入れられて裁判長がその被告に死刑を言い渡すとする。でも、実際にはその被告には何の罪もない。この場合には多数の素人達が一人の人生をめちゃくちゃにたうえ、無罪の一人の人間の命を奪ってしまったことになる。するとしたら、その間違った判決による残酷な結果の責任は一体誰に問われるのだろう。法について何も知らない一般人?素人の意見を受け取った裁判長?うまく被告を守れなかった弁護士?裁判員制度を導入した人?これは切りのない質問である。自分の分野でないことで誤った裁判員を責められないことは確かだ。

裁判というのは単純に黒白を明らかにするのではなく、いくら被告が犯罪を犯したとしても一人の人生と命がかかったとても重大な問題だから人が人を裁く時は相当な責任感と良識が必要である。だから、必ず経験と法について知識の豊富な専門家が犯罪の真偽を確かめて量刑を決めるのは当たり前で、一般人は裁判の判決について関わってはいけないと思う。

3 comments:

  1. 私もへソンさんの意見に賛成です。特に、自分の責任をちゃんとわからない人が裁判員になったらその裁判は本当に困るし、もしかして本当にがんばって参加しても法律の知識やトレーニングされてない一般の人が裁判に参加して大きい影響をあたすのはいつもいい結果をあげるわけではないと思います。

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  2. 上手に表せた意見だったと思いますが、私がヘソンさんと賛成ではないポイントがある。もし「法律の専門家でも誤って間違った判断をする時が」あったら、どうして法の素人が間違っている可能性の方が高いですか。無罪か有罪かを判断する為、法律の知識が必要じゃなく、犯罪の証拠だけが必要でしょう。素人もプロの裁判官も、演繹出来ると思います。

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  3. 私は同じ意見を持っています。韓国と同じように、中国も裁判員制度を実行していませんが、その日本と他の国の裁判員制度のいい点と悪い点をみて、参考することができる。裁判員制度について簡単に否定することができないので、へソンさんの意見は適切だと思います。そして、上手に書くことができますよ。勉強になりました。

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